ご支援のお願い
日々、医療のお世話になりながら生活する子どもたちを「医療的ケア児」と呼びます。
排泄が上手にできない子。人工呼吸器を必要とする子。もぐもぐ・ごっくんが苦手な子……。
必要なケアはそれぞれだけれど、みんな同じ壁にぶつかります。
「医療の助けが必要」=「医療行為を行える者が必ずそばにいなければならない」
つまり、医療従事者(医師や看護師)のいるところでないと、医療的ケア児は生きていくことができないのです。
では、家庭では? 医療従事者がいない場所では?
お父さん、お母さんが、場合によってはきょうだい児(*)も毎日毎日、医療行為を行うことになります。
医療的ケア児が楽しく過ごせる場。
いつも頑張っているお父さん、お母さん、きょうだいたちがホッと一息ついて、一緒に楽しめる場。
私たち「NPO法人 mamacare」がつくりたいのは、そういう居場所です。
「mamacareのこと」をお読みいただき、私たちの思いに賛同してくださった皆さま。
どうぞ私たちにお力をお貸しください。
*きょうだい児
障害をもつ子どもたちの兄弟姉妹が「きょうだい児」(最近では兄弟姉妹だけではなく、家族の介護を担う子どもたち、若者たちをさす「ヤングケアラー」という言葉も聞かれるようになりました)
お父さん、お母さんが障害のある子どもたちのお世話に時間を取られるため、物理的にも精神的にも我慢を強いられたり、介護のお手伝いをしなければならなかったり……。
そんなきょうだいたちにも笑顔で過ごしてもらいたい。子どもらしく過ごしてもらいたい。お父さん、お母さんとの時間をたっぷり過ごしてもらいたい。
そのためにも、お父さん、お母さんにゆったりした気持ちで日々を過ごしてもらいたい。ほっこりする時間をもってもらいたい。
mamacareのイベントは、きょうだいもいっぱい笑って、身体を動かして、遊んでもらえる場でありたいと思っています。