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医療的ケア児のトランジション問題を考える

今年度2回目のイベントが終了しました。今回もオンラインでしたが、当事者家族だけではなく、支援者、教育関係者など、多方面からの参加があり、活発な意見交換もできて、「第2弾、第3弾……と続けたいね」という感想も聞けたのが嬉しかったです。


今回は2市1町の福祉課と、医ケア家族が普段からお世話になっている相談支援員さんを講師にお迎えしました。


まず先月施行されたばっかりホヤホヤの「医療的ケア児支援法」について、簡単にまとめていただいたのち、医ケア児家族がお世話になる制度の数々についてレクチャーを受けました。


その後、モデルケース2例の説明を聞いたら、いよいよ「我が子のタイムライン」作りです。


それぞれが今までに利用してきた制度や、これからやってくるであろうイベント、利用するであろう制度をそれぞれの年表に書き込んでいきます。


知っているようで、細かいことになると「あれ?」となってしまうことの多い福祉サービスや制度。

講師の皆さんに質問をしては疑問を少し解決し、また次の疑問が浮かんできて、質問し、また少し解決したと思ったら、新たな疑問が湧いてきて……。2時間では全然たりませんでした(笑)。


どの子にも必ずやってくる高校卒業の日。結構シビアに誕生日の前日までと決まっているものあれば、誕生月となっているもの。はたまた18歳なのか、20歳なのか、、、

疑問は尽きません。やっぱり第2弾、第3弾が必要ですね(^^;)


最後に……ひとつ講座の告知です。この講座は医療という観点から移行期を考え、支援する「埼玉県移行期医療支援センター」が主催します。15歳以降のお子さんを対象としたイベントですが、15歳未満でも参加できる可能性もありますので、「どうしても!!」という方は、一度お問い合わせ頂ければと思います。



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